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JTDN 第2回 サンゴ復旧ボランティアクルーズ


みなさんこんにちは。
またまたボランティアクルーズに参加させてもらいました。
今回は、なんと日本からのボランティアダイバーが28人、水中写真家の越智さんに参加して頂きました。
プロジェクトはシーファンのタグ付けと修復後の調査、プーケットの陸上視察です。

初日は1本目にアニタズリーフでチェックダイブ。
ディープシックスで2本の作業ダイブ。
この作業ダイブが以外と大変で、基本的に流れがあるこのポイント、そして深い所にシーファンがあるためエアーとコンピューターをにらめっこしながらの作業。
前回の修復作業後に倒れてしまったサンゴを起こしたり、しっかりと保ってるサンゴにタグ付けなどを行いました。潮の流れに対して咲くシーファン、沢山の海水を受け止めなくてはいけないためしっかりと固定する必要があると改めて実感しました。

2日目の1本目はエレファントヘッドロック。
またここが凄い流れでなかなか決められた作業エリアに行く事が出来ず息切れダイブとなりました。
被害が大きかったこのポイントですが前回と比べてお魚さん達が少し戻ってきた様に感じました。
3本目はブレックファーストベンドにてファンダイブ。
ここもほぼ壊滅状態となってしまいましたが、ハードコーラルも少しずつ成長しており1ヶ月前の調査の時から5ミリほど伸びているのに驚かさせられました。
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ひもで結ばれたソフトコーラルもしっかりと着いておりこのまま根付いてくれれば嬉しいのですが。
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3日目にもう一度ディープシックスにて作業ダイブ。
ここでも沢山の倒れたシーファンを起こしてタグ付け作業。
深場での作業のため思うように進まない所もありましたが、浅場の壊れてないハードコーラルを眺めて少し癒されてから浮上。本当は頭上を泳ぐローニンやカスミアジに気を取られて作業が進まなかったのかも?

この日の最終ダイブはシミラン諸島を代表するイーストオブエデンでファンダイブ。
今までの壊れたサンゴの修復や作業ダイブでの疲れを癒してもらおうと言う事でここ。
皆さん、自由に泳ぎ回り楽しんでいる様子。
辺り一面に広がるサンゴ礁、メインになる大きなピナクルにはびっしりと生えたソフトコーラル。
美しいの一言!
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あっという間に最終日です。
ラチャヤイ島のバンガローベイで清掃ダイブ。
前回の調査で判明した湾の中央に残ったゴミを回収するのが目的。
各グループが横に広がり湾の中央を積極的に責めました。
作業風景の写真を取るとの事で僕のグループにカメラマンの越智さんが合流。
しばらくの間ゴミ集めに熱中したあと、集めておいたゴミの横に立派なカメラが落ちているのを発見。
あれ?と思い周りを見渡すとなんと越智さんが一緒になってゴミの引き上げを手伝ってくれてるではありませんか。感動の瞬間です。

各グループ共に一丸となって作業出来た事を嬉しく思い、そして今回のクルーズに参加して頂いた皆さんが少しでも水中世界に興味を持ち、そしてプーケット周辺の海のすばらしさを色々な人に伝えていってくれればと思います。
またボート上での筋トレ、柔軟体操、ヨガ教室など楽しい過ごし方も発見する事ができました。
皆さんも是非試してみてください。
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御参加頂いたボランティアダイバーの皆さん、現地スタッフの皆さん御協力ありがとうございました。

<タカシ>

by aqualand-diving | 2005-03-27 20:00 | クルーズ